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どっちがかっこいい?【英語のネイティブorカタコトでもバイリンガル】

 

こんにちは、chicaです!

 

最近ふと感じた逆転現象。

 

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今私がいるバンフという町は完全なる観光地で、町中にいる人のほとんどが観光客か私みたいに一時的に住んでるワーホリの人たち。

 

ここに永住している人たちも、ほとんどが海外からの移民。

 

カナダ人もいるにはいるけど、ケベックバンクーバートロントなどの他の都市からやってきた人がほとんど。

 

バンフで生まれ育って両親もカナダ人なんて人は本当に数えるほどしか会ったことがない!

 

そんな町なので、カフェで働いていてもお客様は大抵国外からの外国人。

英語が全然通じない人も頻繁にやってきます。

 

するとなにが起こるかって?

 

 

私のような英語を第2言語以降とする外国人がカッコよく見える。

 

 

オーストラリアにいた時は、完全に英語しか出番がない環境がほとんどだったので、英語のネイティヴスピーカーがものすごく華やかに見えてた。

 

いくら歳下でも、いくら私より経験が浅くても、いくらバカでも!!

 

ネイティヴスピーカーの力は凄い。

 

謝る時やお願いする時に、細かい感情や言い訳を的確に相手に伝えられるってのはすごく大きいんですよねー。

 

大したことしてないのに、英語がペラペラなだけでなんだかカッコよく見えちゃう。

 

しかし今、そんな英語のネイティヴスピーカー(他言語を話せない人)よりも、そこそこ英語が話せる他言語のネイティヴスピーカーの方がカッコよく見える!私には!!

 

 

ある日私がカフェでレジをやっていると、南米からやってきた集団がなにやらいろいろ頼もうとハチャメチャな英語で話しかけてきたんです。

とは言っても、カフェでの注文なんて単語繋げただけでなんとなく通じるけど、こっちが「それ温める?」とか「これとこれどっちがいい?」とか聞いても全く理解できていないようで、結局なにが欲しいのか理解に苦しんでいたんです。

 

彼らもなんて言って良いか分からず困ってるし、伝わらないもどかしさでイライラ。

 

すると、さっきまで黙々とコーヒーを作っていたスペイン人の女の子が後ろからいきなりスペイン語

 

「ペラペラペラ〜!!!!」

 

と彼らに話しかけたんです。

 

その瞬間、さっきまで注文に必死で圧迫感しかなかった彼らが一気に笑顔になって、話すわ話すわww上機嫌ww

 

具体的になにを喋ってるのかは分からないけど、メニューの説明とかどこからきたのかとか今日の予定はとか色々ペラペラペラ〜と喋ってる姿を見て、単純にカッコいいと思ったんです。

 

そのスペイン人の女の子も、それなりに英語はペラペラだけどネイティヴとは程遠い。

普段その子がそんなにスペイン語を話してる姿を見ないから、「あ!スペイン語話せるんだ!?(当たり前だけど)」っていうギャップに驚いちゃう。

 

 

この前は、オーストラリア人の女の子がレジをやっていた時に、日本人のおばさま2名がやってきて何やら飲み物を頼みたそうにしていた。

でもその日本人のおばさまは英語が全く話せなくて、完全なる日本語英語で

 

「コーヒー!ワン!ティーーー!ワン!」と。

 

するとオーストラリア人の女の子は「コーヒー?どのコーヒー?ティーも色々あるけどどれが良い?サイズは?ココで飲んでく?もちかえり?」

 

するとおばさま

 

「イエス!イエス!コーヒー、ティーーーーーーー!!」

 

私は基本的に日本人だとわかっても、その人が困ってない限り見て見ぬふり(笑)というか、わざわざ横から口出したりはしないんですが。

その時は全く会話が成り立ってなかったしレジの女の子も困ってたので、コーヒーつくるのを一旦辞めて横から日本語で

 

「ペラペラペラ~~~!」

 

と話しかけたんです。

すると、おばさま方はびっくりしたと同時に「このコーヒーはなに?え?紅茶も色々あるの??なにが違うの?おすすめは?」と喋る喋るww

 

レジの女の子も「chicaがいてよかった-!!」と安堵の表情。

 

これは私自身に起きた話なので、かっこいいかどうかは別として。笑

でも片言な英語を話す私が、ネイティブの子より役に立ったのは間違いない!

 

 

普段はなんて言っていいかわからない時とか、なんて言ってるか理解できない時は英語のネイティブスピーカーの子にめっちゃ頼るけど、バンフで働いてるとカナダにいながらにして英語以外のネイティブスピーカーが頼られる場面が結構ある。

 

しかも、普段英語で話しているしここはカナダなので英語を話すのは当然のこと。

だからいきなり他言語を話す姿が余計にかっこよく見えるんでしょうね-。 

 

 

めちゃくちゃ当たり前のことだけど、

 

英語が話せることがかっこいいんじゃなくて、他の人が出来ない言語を話せることがかっこいいんだなと再認識。(言語に限らずなんでも)

 

 というお話。